お知らせ
Uv(紫外線)透過率測定機能
2019年04月11日
これから紫外線の強い季節になっていきます。患者さまからの質問で最近よく耳にするのは眼鏡に紫外線をカットする機能がある方がいいのかとかサングラスの常用が望ましいかという内容です。最近患者さまの知識が健康番組などで豊富になり紫外線が角膜障害を起こしたり白内障、加齢黄斑変性の原因になることを御存じのかたが多くなってきています。患者さまには確かに紫外線は眼に悪い影響をおよぼしますが通常の生活をしている限りそれほど心配しなくてもいいことをお話させていただいています。登山、海水浴、冬のスキーなど長時間強い紫外線のなかで過ごすときは紫外線をカットするサングラスの装用を勧めています。患者さまのなかには色が濃い方が紫外線をより多くカットするサングラスだと勘違いしている方が多いようです。しかしサングラスの色の濃さと紫外線のカット率は必ずしも一致していません。同様に眼鏡の色が濃いほど紫外線のカット率が高いわけではありません。当院のレンズメータには紫外線の透過率を測定できる機能がついています。患者さまの使用されている眼鏡のUVカットの状態がわかりますので心配されている方はお調べすることができます。