お知らせ
眼鏡の度数の測定
2019年04月03日
眼鏡を作製する上で現在使用している眼鏡にどのようなレンズを使用しているか(初めて眼鏡を使用する方を除く)が重要な項目の一つになります。レンズのデータ(度数)を知る機器として手動式レンズメーター、オートレンズメータがあります。
手動式レンズメーターは眼科でよく用いられているレンズメーター(眼鏡の度数を測定する装置)です。文字どうり検査員がレンズを機器に設置し手動でダイアルを回しその数値を読み取る機器です。当院ではさらにオートレンズメータも新たに設置し高精度に眼鏡の度数を測定しています。
当院のオートレンズメータの特徴
1、マルチポイントエリア測定
レンズを108ポイントのエリアで
測定し、高精度のデータを得ることができます。
そのため正確な測定結果が瞬時に
得られるほか、累進レンズ(遠近両用眼鏡用レンズ)の測定も容易です。
2、累進レンズ自動判別機能
眼鏡のどの部位に遠用、近用レンズがあるか探すのはかなりやっかいです。本機器はレンズを載せるだけで単焦点か累進(遠近両用眼鏡)かを自動判定します。
3、PD(瞳孔間距離)測定機能(スケールモード)
瞳孔間距離が正しくないと疲れやすい眼鏡になってしまいます。本機器は眼鏡に正しく印点した眼鏡を画面に合わせ、画面に表示されているスケー
ルによって、PD(1/2PD)(瞳孔距離)値を計測することができます。
4、プリズムレイアウト機能(斜視改善用レンズ)
印点したいプリズム量を入力して、あらかじめターゲット
位置を変更するだけで、あとは通常の印点作業と同じです。
「プリズムレイアウト機能」がプリズム処方の印点作業をア
シストします。